血液透析の長所と短所

血液透析の長所

現在日本では、ほとんどの方が血液透析を行っています。その為、腹膜透析に比べて治療できる病院、クリニックも圧倒的に多く、通院可能な範囲が広がります。また、一般的には血液透析の方が腹膜透析よりも十分な毒素を取り除くことができ、余分な水分除去も十分可能と言われています。
病院およびクリニックでおこなう血液透析は、病院スタッフが穿刺および透析機械を操作しますので安心して治療を受けられます。

また透析日以外は自由に行動することができ、国内外の旅行および出張が基本的に可能です。※ただし、旅行先および出張先に血液透析ができる病院があることが前提になります。

血液透析の短所

血液透析は透析のたびに針を刺す必要があります。穿刺(センシ)による痛みは誰しも避けたい所です。正直、普通の注射の倍は痛いです・・。ただ、鎮痛用のテープを貼る、針を変更するなどで穿刺による痛みをかなり和らげる事は可能ですので安心して下さい。

また、体への負担については、一度の血液透析で1~2日間に貯まった水分や毒素を一気に取り除くため腹膜透析に比べるとかなり負担がかかります。食事に関しては、リンを多く含む食べ物や、塩分、水分、カリウム、などの制限が必要で、常に気をつける必要があります。

血液透析は、決められた時間に決められた場所でしか治療を受けることができません。その為、透析を受ける病院を選ぶ際は、できるだけ自宅または職場近くの施設をおすすめします。ちなみに、私は職場から5分ほどのクリニックを選びました。理由としては、私は月、水、金の週3日なので自宅からクリニックへ通う事はほとんどなく、仕事を終えてからクリニックへ通うことが多い為、仕事を終えてすぐにクリニックへ着ければ、十分に透析時間を確保できると考えたからです。

特にお仕事や学校へ行かれている方で、これから病院およびクリニックを探される場合には、透析の種類で探すほかにも、十分に透析時間を確保できる場所であるかという視点から探す事も忘れないように注意してください。

血液透析療法と種類(長時間透析・オーバーナイト・オンラインHDF・無酢酸透析・頻回透析)について
血液透析は体内に貯まった余分な水分や老廃物(尿毒素、クレアチニンなど)を取り除く治療です。血液透析には、血液濾過透析、在宅透析、頻回透析、オーバーナイト透析、長時間透析などの種類があります。
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