森の中の美術館「国立新美術館」
コンセプトを「森の中の美術館」とし、平成19年に東京都六本木に開館したのが「国立新美術館」です。国立新美術館は、世界的な建築家である黒川紀章によって設計された、ガラスでできた巨大なカーテン状の壁面「カーテンウォール」が印象的な美術館です。独立行政法人国立美術館に所属しているなかで唯一コレクションを持たず、国内最大級の展示スペースを生かした展覧会の開催などを行っています。また館内にはレストラン1つ、カフェ3つ、ミュージアムショップがあり、様々なシーンに合わせて楽しむことができます。赤い直線で模られた「新」のマークはアートディレクター佐藤可士和氏のデザインです。南側に面した波打つガラス壁が幻想的な空間を演出しています。また、巨大な逆円錐の最上部に広がる空中レストランは宇宙ステーションのような近未来的空間を感じさせてくれます。
国立新美術館の設計を手掛けた建築家・黒川紀章(くろかわ きしょう)は、1960年代、社会の変化や人口の増加に合わせて有機的に都市や建築が成長するという理論「メタボリズム」を提唱した一人としても知られています。
国立新美術館 入場料金の障害者割引
障害をお持ちの方ご本人と介護者・付添の方(原則1名)が入場無料となります。
※企画展の観覧料金、前売券、割引券などは展覧会によって異なるので、一般料金等は各展覧会のホームページにてご確認をお願い致します。
その他
●多目的トイレ(オストメイト・ユニバーサルシートを一部含む)があります。
●車いすの貸し出し
●杖の貸し出し
●講堂に磁気ループシステムの設置がされています。
●身体障害者用駐車場が利用可能です。