透析アミロイドーシスって何?またその対策とは
こんにちは。
いきなりですが、「透析アミロイドーシス」という言葉を聞いたことありますか?
ちなみに、私はこないだ透析仲間から教えてもらい初めて知りました。透析導入前は、自分の病気について結構勉強してたんですけど、透析を導入してからは全然でした(^^;)
透析友達とは行っている病院が違うんですが、透析友達が通院している病院では、合併症について丁寧に先生が教えて下さるそうです。また1カ月1度、血液検査のデータを参考に栄養士さんからの食事指導があったりと、今自分が行っている病院に不満があるわけではないんですが、ずいぶん病院によって違うものだなと感じました。
話は戻りますが、
透析アミロイドーシスとは、透析の方にβ2マイクログロブリンというものがたまる病気になります。すべての透析をされている方に起こりうる「血液透析」固有の病気で合併症の1つなのだそうです。
透析期間が長くなると、透析ではなかなか取り除けないβ2マイクログロブリンが溜まり、そこからできるアミロイドという物質が、体のさまざまな所に沈着。このアミロイドは間接をはじめ、心臓などの内臓にも沈着するそうです。
一般的には透析歴10年以上の人がなる確率が多いでようですが、もっと早く発症する人も中にはいるそうです。手、肩、膝などの痛み、関節炎が現れたら、その可能性が高いです。神経にたまるので薬では治療できないようです。ひどくなると「脊椎管狭窄症」となり歩くことができなくなる方もいます。
治療法としては、オンラインHDF透析を行うと既に変形した箇所は治らないそうですが、痛みは緩和できると言われているようです。また手術をする方法もあるようですが、もし手術しても治らなければ、オンラインHDF透析で気長に取る以外に今は方法がないようです。ただし、完治は難しいようで、一番よい方法は早いうちからオンラインHDF透析療法に移行することだと言われています。オンラインHDF透析だと透析アミロイドーシスの発生率は普通の透析に比べて10分の1にもなるというデータもあるそうです。
昔と比べると現在の日本の透析技術は世界一と言われていますので、オンラインHDF透析でなくてもある程度しっかり取れるのかもしれません。もし不安に思う方は一度、担当の先生にご相談されてみてくださいね。